マーケットリサーチについて考えてみよう!--その7

それでは次に、マーケットリサーチの種類についてお話しましょう。よく耳にする言葉にテレビの視聴率調査というものがあります。これはマーケットリサーチの典型的なもので、視聴者、リスナー、読者を調査対象とした「オーディエンス・リサーチ」のジャンルに入ります。この調査は、放送局や出版社に欠かせないばかりか、広告主(スポンサー)にとっても重要なものです。放送局にとって視聴率(聴収率)調査は、番組の人気度をアピールすることで、広告料の設定を有利に運ぶことができます。読者の人気が高いページは、広告掲載料を高くすることが可能となります。

マーケットリサーチについて考えてみよう!--その6

次に、マーケットリサーチを段階別に見てみましょう。最初は、マーケティング上の問題を明確にすることから始まります。次は、その問題を解決するために必要な情報は何か、そしてどのようにすればその情報を手に入れられるかを検討します。3番目は、いよいよリサーチ・プランニングです。データ収集に適した方法や調査ターゲットを決めます。4番目は、実際にデータ収集を行い、そして5番目がデータ分析です。そして最後は、分析結果によってマーケティング問題の解決方法を明らかにし、戦略の見直しと決定ということになります。以上が、マーケットリサーチのプロセスです。

マーケットリサーチについて考えてみよう!--その5

セカンダリー情報の利用には、ほとんどコストがかからないことから、スモールビジネスにはよく使われています。官公庁のレポートや貿易協会などの統計、新聞や雑誌などによる調査データはもちろん、ライバル企業のサイト情報などもこれに含まれます。しかし、企業が最も必要とする情報は、セカンダリー情報だけではカバーすることは無理です。本当に必要な情報は、ターゲットとなる顧客層や市場などについての個別的な情報なのです。その点で、プライマリー情報を主としたマーケットリサーチは、スモールビジネスにとって必要不可欠な情報を提供するサービスというわけです。

マーケットリサーチについて考えてみよう!--その4

マーケットリサーチで集められる情報は、2種類に分類されます。1つは「プライマリー情報」です。これは、特定の問題に対応して独自に収集された情報です。最も代表的なものは、DM、テレマーケティング、インタビューなどの結果から得た情報です。これに対し2番目の情報タイプは、個々の企業が直面する特定の問題というよりも、一般的な市場・業界・消費者の統計などに関する既存データをいい、「セカンダリー情報」と呼ばれるももです。

マーケットリサーチについて考えてみよう!--その3

マーケットリサーチには費用がかかる、という理由から、リサーチに消極的な会社や組織が少なくありません。しかしリサーチをしないまま、誤った情報や不十分な情報に基づいて事業決定を行ってしまうと、かえってコストが高くついてしまう場合が多いようです。そのため、年間のマーケティング予算のうち25~50%をリサーチに割り当てている企業が大部分を占めています。また、リサーチが重要だからといっても、社内のスタッフで本格的なマーケットリサーチを行うのは不可能です。そもそも、どのようにリサーチを行うべきかもわからないはずです。

マーケットリサーチについて考えてみよう!--その2

マーケットリサーチは、予算に余裕がある大手企業のみが行うものというわけではありません。むしろ、財政的な余裕がないスモールビジネス(中小企業)こそ、事業決定を間違いなく行うためには、正確で豊富な情報を必要とするはずです。また、起業家にとっては事業投資を行う前に、果たしてその投資が実を結ぶかどうかをチェックする必要があります。その場合にも、マーケットリサーチが不可欠となるのです。

マーケットリサーチについて考えてみよう!--その1

「マーケットリサーチ」とは、マーケッター(売り手)とコンシューマー(消費者)を結び付けるためのリサーチ全般を言います。具体的には、市場に関する情報収集とその分析が基本となります。その情報には、顧客をはじめ、ライバル企業や業界全体に関するものが含まれます。マーケットリサーチは、マーケティングの問題点やビジネスチャンスを明らかにするばかりではなく、マーケティング戦略が適切か否かを判断するためにも用いられます。